前職では、自動車の衝突実験を担当していました。ちょうどアレックス・ジャパンが創業したころに、航空機の評価試験を担当する人材を探しているという話を聞き、入社を志望しました。前職では、文字通り、自動車をぶつけて強度や損傷具合をテストする仕事でしたので、「自分の手でものづくりをしている」という実感がありませんでした。しかし入社後は、研修後にヘリコプターの製造に携わることができ、早期から航空機製造の中枢の一員になれたことに喜びを感じました。航空機は、意外にも人の手づくりでつくられているパーツが多く、緻密さと高い品質基準が要求されます。空を飛ぶものを自分の手でつくっていることに責任を感じるとともに、大きな誇りを手にすることができました。